◎ジャズサックスレッスン第7弾 – “All the Things You Are”
こんにちは、大池夏機です
ジャズサックスレッスン第7弾 – “All the Things You Are”
今回のジャズサックスレッスンでは、魅力的なジャズスタンダード「All the Things You Are」に焦点を当てます。この曲は、ジャズスタンダードバイブル、通称「黒本」の中で227曲目に位置しています。一緒に学び、美しいメロディーを奏でるためのテクニックを紹介します。
まだ楽譜をお持ちでない方は、概要欄のURLから購入いただくか、最寄りの楽器店にて入手してください。
ジャズといえば難しいアドリブ？
ジャズにおいて、アドリブのイメージは難しいものかもしれません。しかし、私たちはまずテーマ、つまり曲のメロディーを楽しむことから始めてみませんか。今回のレッスンでは、メロディーを美しくかっこよく吹くためのテクニックを紹介します。
このテーマにフォーカスした内容を今後も紹介していくので、チャンネル登録をお願いします。それでは、皆さんでジャズを楽しみましょう。
曲紹介: “All the Things You Are”
“All the Things You Are”は、キーがコロコロ変わる特徴的な曲です。このキーの変化が、曲に美しいグラデーションをもたらしています。ただし、この曲は四分音符が4つ続く箇所が多く、そのパートを美しく奏でることが重要です。
メロディーの工夫: 四分音符4つのテーマ
今回のテーマは、「四分音符4つ」。この曲では、四分音符が一小節に4回続く部分があります。しかし、これをただ演奏するだけではあまりかっこよくならないのが課題です。
メロディーフェイクとは？
黒本はメロディーフェイクを前提に書かれています。メロディーフェイクとは、メロディーをアレンジすることで、演奏者が自由に表現することを指します。しかし、この曲をそのまま演奏してもあまりカッコ良くならないのが実情です。
初心者向けのアプローチ: アクセントの活用
初心者の方におすすめのアプローチは、アクセントを活用することです。偶数拍にアクセントをつけることで、音楽が前に進んでいるように聞こえ、曲が明るくなります。これは初心者の方にとって、簡単で効果的な方法です。
中上級者向けのアプローチ: メロディーフェイクの基本
中上級者の方には、メロディーフェイクを取り入れたアプローチを紹介します。四分音符4つが続く場面では、二点をつけるか給付を置くことでアレンジが可能です。これにより、曲に個性を加え、表現の幅が広がります。
アドバイスと締めくくり
ジャズは楽しみながら学ぶことができる素晴らしいジャンルです。初心者から中上級者まで、それぞれのレベルに合ったアプローチでこの曲を楽しんでみてください。次回もお楽しみに！
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