◎YamahaデジタルサックスYDS150とアナログコントローラーの使い方解説
こんにちは、皆さん。お池です。今日は、YamahaのデジタルサックスYDS150と120のアナログコントローラーの使い方について解説していきたいと思います。
アナログコントローラーとは?
まず、アナログコントローラーというのは、YDSのこの部分を指します。これはゲームのコントローラーのように、グリグリ回すことのできるタイプのコントローラーが付いています。アナログコントローラーを正しく使うことで、ピッチベンドやいわゆる「しり」と呼ばれるテクニックを駆使して、カッコいい演奏や色っぽい演奏が可能になります。これは、演奏の必須テクニックであり、ぜひ皆さんに覚えていただきたい技術です。
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アナログコントローラーの使い方
さて、アナログコントローラーの使い方について詳しく説明していきます。アナログコントローラーには、ご自身が選択した音色(ボイス)によって様々な機能が割り当てられています。代表的な機能として、ピッチベンドがあります。これは、音を上げたり下げたりする機能で、音程を上下に動かすことができます。次に、モジュレーションという機能があります。これは音に揺れの効果を与えるもので、特定の音色に割り当てられています。最後に、ポルタメントという効果もあります。これは、音の繋がりを滑らかにする効果で、特にポルタメントを使うことで特殊な効果を得ることができます。
ピッチベンドの演奏例
ここで、ピッチベンドを実際の演奏で示してみましょう。曲は「いつか王子様が」を演奏してみたいと考えています。この楽譜の中で、ピッチベンドの記号が赤い丸で示されています。これは、ピッチベンドをかけて演奏する場所を示しています。ただし、楽譜に記号が書かれていない場合も多いので、自由にピッチベンドをかけることができます。
ピッチベンドのコツ
ピッチベンドをマスターするには、いくつかのコツがあります。まず、アナログコントローラーの動かし方について、以下の3つのポイントがあります。
- 紙半球上半分を使わない: サックスの伝統的な演奏スタイルでは音を上げることはほとんどありません。そのため、アナログコントローラーの紙半球上半分はあまり使わないことをおすすめします。
- 回すか弾くか: アナログコントローラーを動かす方法は、回す方法と弾く方法の2つがあります。回す方法は音程を長く変えるのに適しており、弾く方法は音程をより頻繁に変えるのに向いています。どちらの方法を使うかは、演奏の文脈によります。
- 4段階で練習: ピッチベンドを習得するために、4つの段階で練習を行うと効果的です。ステップ1では音程を下げる練習をし、ステップ2では音程を下げてから戻す方法を練習します。ステップ3では音程を下げた状態から一度ブレスを取り、ステップ4では下げた状態から基準の音程に戻す練習を行います。これらのステップを順番に練習することで、ピッチベンドを自在に操ることができるようになります。
まとめ
YamahaのデジタルサックスYDS150とアナログコントローラーの使い方について解説しました。アナログコントローラーを使いこなすことで、演奏の表現力が向上し、カッコいい演奏や感性豊かな演奏を楽しむことができます。ピッチベンドのコツ