◎マウスピースのコルク調整術
はじめに
こんにちは、サックスアンドヴェノーヴァの大池夏機です。今日は、マウスピースを変えた際に起こる、穴の太さが合わなくて困る問題についてお話しします。特に、マウスピースの種類によって穴の太さが異なり、それに合わせたコルクの調整が必要です。なぜコルクの調整が必要なのか、そして手軽な調整方法をご紹介します。
マウスピースの穴の太さによる違い
マウスピースには様々な種類があり、それぞれ穴の太さが異なります。例えば、スーパーセッションとジュコフでは同じコルクを使っても、コルクの入り方が異なります。これが原因で、息が漏れてしまい、思った通りの音が出せなくなることがあります。
コルクの巻き直しはコストがかかる
通常、コルクがガバガバになった場合、楽器店でコルクの巻き直しを依頼することがあります。しかし、これには一定のコストがかかります。1000円から2000円程度かかることが一般的です。
手軽なコルクの調整方法
手軽にコルクの調整をする方法として、100円ショップで購入できるメンディングテープを使用する方法があります。以下、その手順です。
- メンディングテープを適当な長さに切ります。
- マウスピースのコルクの周囲にテープを巻きつけます。斜めに貼ると効果的です。
- テープをぐるぐると巻いていきます。
これで、コルクが適度に太くなり、マウスピースがしっかりと固定されます。音が漏れにくくなり、思い通りの演奏が可能になります。
余談:メタルマウスピースの場合
メタル製のマウスピースを使用する際も同様に、目の歯全体にメンディングテープを巻きつけることで、適切な位置にマウスピースを固定することができます。
まとめ
マウスピースのコルクの調整は、手軽に行える方法があることを知っておくと便利です。メンディングテープを使った調整は、コストもかからず、自宅でも簡単に行えます。ぜひ試してみてください。
動画が参考になれば、いいねボタンを押していただけると嬉しいです。次回の動画では、サックスプレイヤーが知っておきたいクラリネットリードの活用術をご紹介しますので、お楽しみに。それでは、次回の動画でお会いしましょう。さようなら、バイバイ!