Blog

  1. HOME
  2. ブログ
  3. YouTube記事
  4. ◎サックスの音が出ないときの対策

◎サックスの音が出ないときの対策

はじめに

こんにちは、大池夏機です。皆さん、急に音が出なくなることはありませんか?昨日まで音が出ていたのに、今日の朝は微塵も音がでないみたい。息を吹き込んでもなんか出ない、詰まっちゃうだけみたいな、そういう経験、ありませんか?

そういった時、これいわゆるスランプというやつですね。野球選手やスポーツ選手もよく口にする言葉で、僕も10年ほど前に大学受験の浪人中に経験しました。最悪の状態で、予備校もなく一人でひたすら練習し、音楽理論を勉強していた日々。ある日、急にスランプになり、音がまったくでなくなりました。辞めたくなるぐらいのスランプでしたが、それを克服した経験もあります。

最近は10年間ほどスランプになることはありません。その理由は、息を出してから音が鳴るまでのプロセスが完全に理解できたからです。スランプになる原因は、当たり前にやっていることができなくなるとき。例えば、息を吸うことや口の周りの筋肉の使い方などです。

今日は、急に音が出なくなったときに一緒に悩みを解消しましょうということで、当たり前に普段やっていることを再確認していく動画です。困っている方は最後までご覧ください。

スランプからの脱出方法

1. 息を吸ってみる

普段は音が出ているときに、息を吸うときは茎の横から外気を吸いましょう。これは通常の吹奏楽器の吹き方ですが、スランプになったときは室内から息を吸ってみましょう。外気を吸うよりも、内部から吸い込むことで違う感覚が得られ、スランプを脱する手助けになります。

2. ハミングしてみる

口を閉じて「ン」の音を出す、いわゆるハミングです。これをすることで頭の後ろのほうが響き、喉の力が抜けます。喉が締まっていると息がスムーズに通らず、音が出にくくなります。ハミングを通して喉の力を抜いて、音の出しやすい状態を作りましょう。

3. マウスピースを深く咥えてみる

楽器のマウスピースを深く咥えることで、息がスムーズに通りやすくなります。ただし、深すぎると音が暴れたりする可能性があるため、中庸な深さを心掛けましょう。浅すぎると息の通り道が狭まり、音が出にくくなりますので、適切な深さでマウスピースを咥えましょう。

4. 気分転換をする

これでもダメだった場合は、気分転換をしてみましょう。楽器のことばかり考えすぎると、疲れが溜まってしまい、口や喉に無理が生じやすくなります。少しだけ散歩したり、テレビを見たり、他の趣味に時間を使うことで、リラックスして音楽に向き合うことができます。

まとめ

いかがでしょうか。サックスの音が出ないときは、まずはこれらの方法を試してみてください。大抵の場合、自分でできる対策が見つかります。しかし、それでも解決しない場合は、他のプレイヤーや専門家に相談することも一つの方法です。音楽は楽しんで続けることが大切ですので、無理せずにお気軽に試してみてください。音楽の楽しみを共有できることを願っています。それでは、次回もお楽しみに。